01
この構成にした理由
余っていたPCを、Nextcloud、Minecraft、技術検証に使えるサーバーとして再利用しました。一つのOSへすべて直接入れると、更新や失敗の影響範囲が分かりにくいため、Proxmox VEを土台にして用途ごとに環境を分けています。
賃貸回線ではグローバルIPやポート開放を自由に使えなかったため、外出先からの接続にはTailscaleを使います。
02
全体の役割
物理PCの上でProxmox VEが動き、その中にサービスごとの仮想マシンまたはコンテナがあります。利用端末は宅内ネットワーク、またはTailscaleのプライベート経路から必要なサービスへ接続します。
- ↳物理PC: CPU、メモリ、ディスクを提供
- ↳Proxmox VE: 仮想環境とスナップショットを管理
- ↳Nextcloud環境: ファイル同期
- ↳ゲーム環境: Minecraftなど用途別のサーバー
- ↳Tailscale: 許可した端末間の接続経路
03
構築した順序
途中で接続できなくなったときに原因を戻れるよう、一段階ごとに動作状態を記録します。サービスを増やす前に、再起動、固定アドレス、バックアップを確認しました。
- ↳BIOSとストレージ状態を確認
- ↳Proxmox VEを導入し管理用アドレスを固定
- ↳小さな検証用環境を一つ作成
- ↳宅内からの接続と再起動を確認
- ↳用途別にサービスを分離
- ↳Tailscaleをサーバーと利用端末へ導入
- ↳別媒体へのバックアップと復元を確認
04
Tailscaleで外からつなぐ
TailscaleはグローバルIPを作るサービスではなく、認証した端末同士をプライベートなネットワークとしてつなぎます。ルーターで管理画面のポートを公開しなくても、許可した端末から接続できます。
接続できないときは、端末が同じtailnetに参加しているか、対象サービスが待ち受けているか、OSのファイアウォールが許可しているかを順に確認します。
05
壊れたときに戻れるようにする
設定変更前へ戻るためのスナップショットと、機器故障から戻るためのバックアップを分けます。また、自宅サーバー自体が止まっているときにも読める場所へ、復旧手順と管理情報を残します。
- ↳変更前のスナップショット
- ↳別媒体へのデータバックアップ
- ↳Proxmoxと各サービスのバージョン
- ↳復旧に必要なアカウントの管理方法
- ↳どの順序でサービスを戻すか